5万のゲーミングヘッドセット買って1か月使ってみたけど

こんにちはおひさしぶりですFozyです。
去年の総括記事で、Arctis7を買ってめっちゃ良かったみたいな話をしたと思うんですけど、愚か者なので我慢が出来ませんでした。
Steel Seriesの最上位ワイヤレスヘッドセットであるArctisNovaProWirelessを買いました。
ArctisNovaシリーズはArctisよりも一世代新しい最新のモデルで、その最上位モデルなのでもう名実ともにSteelseriesの最上位ヘッドセットです。
このヘッドセットお値段は超強気価格の50000円です。XM5買えるじゃん。アホか?
Amazonのセールで1万程値引きが入っていたので4万。それでもXM4買えるけど。
実は去年の夏ごろに発売された時からずっと欲しくて、それでも価格が高すぎるので我慢していたんですけど耐えられませんでした。
という事で、購入してから1か月ほど使ってみたので個人的な感想を書いていきたいと思います。
自分は参考になるようなことはあんまり言えないのでレビューとかではないです・・・。
音質は良い。
まあ流石にハイエンドヘッドセットという事で、音質に関しては素晴らしいと思います。
でも正直僕はそういった音質の違いが余りわからない方なので、豚に真珠感は否めないんですけど・・・。
ヘッドセットの定位感はとても良いんですが、Arctis7から進化している・・・してはいる気はするんだけど自分にはそこまで劇的に聞き分けられる耳がない…。
でもまあ流石に音質が上がっているなっていうのは多少は感じられます。
ゲーム以外の用途だと、チューニングはゲーム向けということでまあそこまで音楽鑑賞とかに強いヘッドセットというわけではないんですけど、自分程度が音楽を聴く分にはもうこれくらいの音質があれば十分ですね。
あとはASMRとか聞いてもヘッドホンなのにちゃんと定位感とかゾワゾワ感とか感じられてちょっと感動した。流石にASMRはイヤホンで聞くけど。
付け心地は・・・うーん。
正直前使っていたArctis7と比べると、Arctis7の方が付け心地は良かったかな・・・。
ArctisNovaシリーズから今までできなかった頭部の長さの調整ができるようになったので、頭大き目でArctisシリーズはギリギリだった自分的には朗報かと思ったんですけど、自分は最大まで伸ばして丁度いいくらいでしたので頭の大きい人は結構厳しいかもしれません。
その他気になる点として、まず側圧が結構キツいです。こればっかりは使っていれば小慣れてくるかなーとも思うんですけど(実際かなり無理やり伸ばした所マシになってきた)それでもArctis7に比べると明らかに頭の部分の金属が硬いのでやはりキツめですね・・・。
あとはノイズキャンセリング用のマイクが丁度耳の中央にあり、ここが出っ張っているんですが、これが自分の場合だと耳に当たります。
レビューだと気になるという人と当たらないよっていう人がいたのでどうかなーと思ったんですけど、正直付けた時はそんなに気にならないんですけど、十時間とか付けっぱなしにしていると、この硬い部分が常に耳に当たっているせいで耳が痛くなります。
位置を微調整すれば気にならなくもなるんですけど、実際そこまで頭の位置を気にするのって面倒くさいよねっていう。
ただし勘違いしないで欲しいんですけど、そもそもArctisシリーズ自体がものすごく付け心地が良いヘッドセットだったので、上記の欠点を加味したとしてもまあ普通に付け心地には文句ないくらいにはなると思います。
イヤーパッドは後述のノイキャンの影響でレザーなので蒸れます。今は良いけど夏場どうなるかよね。
機能面
このヘッドセットの他のワイヤレスヘッドセットとの最大の違いは、おそらくインフィニティパワーシステムでしょう。
といってもそんな大層なものではなくて、バッテリーが付け替え式になっており、片方を使用している間にもう片方を充電しておくことによってバッテリー切れの心配なく使えるという機能です。
更に付け替えを8秒以内に行うと途切れずに使えますみたいな書き方がしてありますが、実際は自動で再起動してくれるだけなので普通に付け替えのタイミングでは途切れます。まあでも電池持ちもそんなに悪いわけではないので、充電面の不満に関しては一切なくなると思って大丈夫でしょう。自分みたいなヘッドセットを外したタイミングでちゃんと充電して…みたいなことが出来ないタイプにはぴったりですね。これは目玉機能なので流石に便利で良かったと思います。
あとは有線接続とBluetooth接続を同時に行える点。
離席したりしてスマホを触っている時にも、ヘッドセットは付けたまでスマホの音声を流せるので、自宅にいる間はもう常にヘッドセットをしているみたいな感じになります。とても便利でした。この機能は今後も欲しいですね。
ノイズキャンセリングに関してはまあオマケ程度かなーって感じ。エアコンの風音やキーボードのタイプ音くらいならなんとか消してくれます。
ゲーミングデバイスにノイキャンは確かに相性が良いです。ノイズが無くなるだけで結構細かい音が聞こえるようになりますね。
ただ、ノイズキャンセリング使用時の何とも言えない耳への違和感は結構強めなので常用するほどではないかな・・・。
逆にArctis7にあったのにこっちで無くなっていて残念だった機能なのですが、Arctis7は本体にイヤホンジャックがあって、そこにイヤホンとかを繋いで音が聞けたんですよね。
自分はパソコンでエロゲ等を起動してモニタアームで画面をベッド側まで持ってきて寝ながらプレイみたいな事をたまにやっていて、その際にそこにイヤホンを繋ぐと疑似無線イヤホンみたいな使い方が出来たわけです。
ヘッドセットを被りながら横になるのは流石に邪魔でちょっと無理なので、この機能が無くなってしまったのはとても残念と言わざるを得ないですね・・・。
まあ元々これ何のためにあったかというと、多分ヘッドセットを首にかけてイヤホンで音を聞くプロゲーマースタイルをする人用の機能だと思うのですが、このレベルのヘッドセットをわざわざ買う人は流石にそんなスタイルでゲームしないと思うんでそりゃ不要だよなあとは思います。そもそもArctisNova世代には全部付いてなさそうだからデザインの都合っていう説も大いにあると思いますが。
あとは、BaseStationの画面でバッテリ残量が見られるのが地味に便利です。何だかんだでバッテリ残量が気になってしまうタイプなので。
ソフトウェア
SteelSeriesGGは、少なくとも最近はかなり安定していて機能面でも申し分無いと思います。
Sonarは凄く良い機能だと思うんですけど、まだ全然使いこなせてない・・・。
せっかく高いヘッドセット買ったのでいろいろいじってみたいとは思ってるんですが・・・。
デザイン
ArctisNovaシリーズのデザインには有名なデザイナーも関わっているそうで、普通にかっこいいですし高いだけあって高級感もあります。マイクが完全に格納できるのはめっちゃ良いですね。
総評
まあ確かに最強ワイヤレスゲーミングヘッドセットだとは思いますが、4万出すほどではなかったかなあというのが個人的な感想です。
モノ自体は価格相応でとても良いので後悔は別にしていないんですけど、自分には過剰投資だったか・・・。
ワイヤレスなのに充電の面倒さをあまり感じないでいい点、Bluetoothと無線同時接続が出来るのが便利な点が買ってよかったポイントですかね。